不定詞形容詞的用法と分詞の違い


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不定詞形容詞的用法と分詞の違いThe bus ( ) thirty people crashed into the building yesterday.

①carrying
②to carry

「30人が乗ったバスが昨日その建物にぶつかった。」

 この問題で要点となるのは、まず形容詞句が理解できているのかどうかという点。

 今回の問題であれば「30人が乗った」は「バス」を修飾しています。

 ただ英文で修飾部分にある動詞の「乗る」を形容詞化するためには、今回の場合は選択肢がなかったとしても「carrying」もしくは「to carry」のどちらかです。

 その上で、( )後ろのthirty peopleを見てみると、これは「carrying」もしくは「to carry」どちらの形を取るにしろ目的語になっており(不定詞、分詞、そして動名詞は準動詞であり、動詞に準じるものなので目的語を取ってももちろん大丈夫です)、( )から「thirty people」までが句となって「bus」を修飾している事になります(形容詞句、形容詞節は基本的に後置修飾でした)。

 また上記したことは下記の文でも同じ事が言えます。

The project proposal ( ) to my boss is due next Friday.

①to be submitted
②being submitted

「上司に提出する企画書の締め切りは次の金曜日である。」

 この文でも同じく、to my bossまでを含む形容詞句を作る必要があるわけで、この条件はどちらの選択肢にも当てはまります。

 ただこれまでの説明だけでは、結局

「じゃあどちらも答えはないの」

となってしまいます。

 確かにここまでの説明では形容詞句を作れば良いわけですから、どちらも解答になりえます。 

 ただ本題はここからです。

 例えば

I want ( ) to Kyoto.
「私は京都に行きたい。」

( )には何を入れますか?

 多くの人が「to go」を入れるでしょうし、それが正解です。

 ここで「want」の後ろに不定詞を入れるのは、不定詞には未来志向(気持ちが未来に向いている)があり、wantとの相性が良いからです。

 そしてこれは不定詞名詞的用法と動名詞であれば、多くの人が文法問題で目にしたこともあり使い分けができます。

 ただ、不定詞が未来志向であるというのは不定詞共通のイメージで形容詞的用法であろうが副詞的用法であろうがこれは基本的に同じです。

 それに対して分詞はと言うと、同じVingの形を取る動名詞と同じく現在、過去志向の働きがあります。

 同じ形をとるからにはそれなりの理由があるということです。 

 そしてこの形容詞的な用法で未来志向や現在・過去志向の考え方をする場合は、特に限定用法(直接名詞を修飾する形容詞の働き)の場合に色濃く表れる特徴でもあります。

 結果、上記した内容をまとめると、基本的に不定詞形容詞的用法はこれから起こる事(不定詞の基本的イメージの未来志向)を表すのに対し、分詞は現在分詞であれ過去分詞であれすでに起こった事を表す事が多いという事です。

 よって

The bus ( ) thirty people crashed into the building yesterday.

①carrying
②to carry

は、yesterdayがあることからも実際に起こったことを表すのでVingの①が解答。

The project proposal ( ) to my boss is due next Friday.

①to be submitted
②being submitted

は、next Fridayがありまだ起きていない内容となっているので、to Vの①が解答となります。


 

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