関係代名詞と関係副詞の区別


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関係代名詞と関係副詞の区別次の英文の( )にあてはまる選択肢を選びなさい。

This is the reason ( ) my friend gave me for changing her job.

①which
②why



「これが私の友人が仕事を変えるのにあげた理由でした。」

ここで選択すべきは関係代名詞のwhichでしょうか、それとも関係副詞のwhyでしょうか。

先行詞に注目すれば、「the reason」に続くものとしてよく見かけるのは「why」でしょう。

しかし、関係詞の判断基準は多くの場合先行詞にあるわけではありません。


Spain is a country (   ) I’ve wanted to visit for a long time.
①which ②where

America is a country (   ) many kinds of people live.
①which ②where


この2文を比較した場合、先行詞はともに「country」です。

ではともに同じ選択肢が入るのかというとそうではありません。

関係詞の判断は節内が完全文であるか、不完全文であるかで判断できます。

完全文とはここでは名詞が揃っている文、すなわちS, O(前置詞のOを含む), Cが揃っている文としておきます。

関係代名詞は不完全文、関係副詞は完全文を導きます。

では2文を動詞に注目して確認してみると、上の文では「visit」の目的語(=名詞)が欠けた文となっているので関係代名詞のwhichを選択します。

ちなみに、もともとは

I’ve wanted to visit it(=the country).

で、この代名詞が関係詞に変化したため関係代名詞となっています。

下の文では「live」が用いられていますが、こちらは第1文型自動詞なので目的語は取りません。

「(   ) many kinds of people live」部分は1文として考えた場合、副詞のthereがwhereに変化することで関係詞節を導いており、名詞が欠けてはいないので関係副詞のwhereを選択します。

ちなみにどちらの場合も「私がずっと行きたかった」は「国」という名詞に、「たくさんの民族」は「国」という名詞に修飾しているので、導いているのは形容詞節です。

関係代名詞、関係副詞という名前に惑わされず、関係詞が導く節は基本的に形容詞節であることを頭に入れておきましょう。

※例外として名詞節を導くのは関係代名詞にはwhat、関係副詞にはhowがあります。

では以上のことをおさえて、最初の文に戻って関係詞節内を見てみましょう。

「(   ) my friend gave me for changing her job」
この節内はどちらでしょうか。

「give O O」の形を念頭に置いて節内を見てみると、Oが1つ欠けていることが分かります。

なので、ここで用いるべきは関係代名詞の「which」ということになります。

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